パチンコサウンドクリエイター

昨日の自己紹介の仕事の部分を掘っていきますか…

皆さん、パチンコって知ってますか？

最近の人はもう娯楽といったらソシャゲやyoutubeでしょうけど、昔はパチンコも大衆娯楽の一角を担うくらいの産業でした。

そしてその業界でサウンドクリエイターとして働く私ですが今日はそのお仕事を紹介させていただきましょう

パチンコサウンドクリエイターは主に効果音、BGMを作る『制作』と作った成果物をパチンコに載せる『実装』という作業があります。

今回は『制作』について少しだけ…

パチンコで扱われる期待度の高い激しい効果音でよくあるドドドドドドバキーンやドュルルルルバキーンの頭のドドドド、ドゥルルルという音は俗に「アタックループ」と呼ばれるんですがこれが結構奥が深くて、どのくらいの速さでアタックループさせるかが結構悩みどころなんですそれが2フレーム(2/30秒)間隔か1フレーム(1／30秒)かで全然印象が違うんです、しかもその後続くバキーンといった音やシンセの音の相性で通しで聞いた時の気持ちよさが違うんで結構悩むんですよ。

繰り返し回数も3回なのか5回なのかもっと多いのか、とはいえ長すぎても映像の尺的に合わない…などなど色々考えることが出てきて結構面倒なんです

でも僕は結構これ使っちゃいます。

なぜなら連打するだけで期待度が高いことを表現できるからです。基本的に期待度の高さはシンセの音色や音型、フレーズで表現することが一般的なんですが、これは結構難易度の高いことで正直1、2年じゃ大したものは作れません

でもとりあえずキックの音(ドラムの1番低い音)を連打させてアタックループを作るだけで熱さを表現できるから初心者の僕でもできちゃうんです　　

これほんとは有料にしちゃおうかなって思ったけど今回は特別に無料で公開しますね…ワラ…

地元の友達が家族のために一生懸命働いている間、僕はパチンコのためにアタックループを作り続ける

仕事に優劣ってないはずなんです…たぶん‥